老化スピードはお金と努力で半分に抑制できる!

 美容整形の第一人者である「高須クリニック」の高須克弥院長が自身を実験台にし500回以上も整形を重ねたと告白。金額に換算すると「何十億円かかっているかわかりません」と語り話題になっている。美容やアンチエイジングへの意識が高いハイヒールのリンゴも、自身の体験を元に「美意識」の大切さを語った。

   ◇  ◇

 最近の美容整形は、昔に比べてホンマに身近になったと思います。目を二重にするのを整形と言わず、“プチ整形”というくらい。私の番組で美容整形の特集したことがあったんですけど、メスを入れなかったら、もう“整形”とも言わない。例えば二重にするくらいなら、手軽にできるから、もうみんな何とも思わない。私自身、それが良いことなのか、悪いことなのかよくわからない。というか「良い・悪い」より「好き・嫌い」の世界なんだと思います。私は、いじるの嫌い的な。ただ私はきれいになる努力するのは大切じゃないかなと思います。

 美容整形に興味があるのは、ちょうど私たち世代。子育ても終わって、小金も持ってて、昔をキープしたいという気持ちがある。下の世代は、私たちを反面教師にして、20代のころから気を使って日焼けもしないようにしてる。いまの40代とか50代が一番バタバタしてるんですよ。

 私もレーザーは3~4種類を使い分けて数十回はあててます。若返りのレーザー治療は、簡単に言うと皮膚の下をレーザーで傷をつけて、自分のコラーゲンを活性化させることによって、何十回かレーザーをあてた時に、クリニックの先生から「加齢でコラーゲンが減ってきているので、レーザーで叩いてもさほど効果は期待できない。もう引っ張る手術しかない」と言われました。でも私は引っ張る手術するのはさすがに怖いな~と思って躊躇したんです(笑)。

 そんなとき口の中の細胞取って培養して、自分にもう一度戻すアンチエイジングの方法を知ったんです。戻してもある程度流れてしまいますが、自分の細胞を利用しているので拒否反応が出にくい。細胞は日焼けによって老化しますが、口の中の皮膚は日に当たっていないし、再生能力も高い。ほら、口の中って、噛んでもすぐに治るじゃないですか。その口の中で取った細胞を培養して、気になる部分に戻すというアンチエイジングの方法です。

 レーザーも日進月歩で昔のは表面しかできなかったのが、いまのレーザーは筋肉の層(SMAS層)まで届くんですよ。それを施術しているところをはるな愛ちゃんに紹介してもらいました。愛ちゃんは「頑張ろうね、リフォーム!」って。私はリフォームじゃなく、“お手入れ”くらいに思ってるんですけど(笑)。この類の情報交換ってすごいですよ。

 技術もどんどん進化して、以前は出来なかった施術も、需要があるからどんどん新しいのできています。必要は発明の母というけど、それを望む人がいるからどんどん技術も生み出されている。

 そう考えると高須先生は素晴らしいと思う。実際、一番最初にやるって怖いじゃないですか。どこまで効果があるのか、副作用が出るかもしれないし。でも先生がご自身でいろいろ試してこられたから、いまの美容整形界があるんでしょうね。

 もちろん顔だけじゃなく、体重管理も大切。私もジムにも週1回、行きたくないな~と思いながら行ってます(笑)。本当は週に2回行った方がいいのですが。さすがにそれはしんどい。意志が強い?とんでもない!お金がもったいと思っていくんですよ。「この1時間に何万円もかかってる」と自分に言い聞かせてます。この年齢になると、2キロ太ったらなかなか落ちないんですよ。昨年の10月から通い始め、ふだんも肩甲骨や骨盤を動かすようになったおかげで、腰痛は無くなりました。現在BMIは18・5、体脂肪率は19・3。1年前に比べたら、脂肪は落ちてますね。アルコールは飲みますが、食事内容もだいぶ改善しました。

 私の信条は『老化が時速4キロで進むなら、お金と努力で時速2キロまで落とせる』。「時速0」にはできないけど、「時速2キロ」くらいまでには抑制できる、そう信じてます。私は子供がいないので、子供の学資分を突っ込みました。メルセデス買えるくらい突っ込んだちゃうかな(笑)。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

リンゴのつぶやき最新ニュース

もっとみる

    ランキング

    主要ニュース

    リアルタイムランキング

    写真

    話題の写真ランキング

    注目トピックス