楽天ドラフト1位・安楽は今…

 「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2015」(16日、倉敷)のメンバー42人に、楽天のドラフト1位・安楽智大投手(18)=済美=が名を連ねた。「せっかくの機会なので先輩方からいろいろと吸収し、良い経験としたい」と、ステップアップへの糧とするつもりだ。

 ここまで1軍での登板はない。2軍では12試合に登板し2勝0敗で防御率1・52。7日のヤクルト戦では6回を投げ無失点と、着実に成長を遂げている。6月29日に神宮で行われたNPB選抜と大学日本代表の試合では、先発の大役を務めた。

 慎重に段階を踏んでいる。キャンプこそ1軍スタートだったが、1軍が金武町に移動したタイミングで2軍に合流。「まだまだ体力的にも弱い」(酒井2軍監督)と体作りからやり直した。実戦登板も1イニング限定から始め、徐々に伸ばしていった。

 同2軍監督は安楽が5回無失点で公式戦初勝利を飾った6月18日のヤクルト戦後「へばってなかったし、躍動感も出てきた。変化球もここぞという時に入っていたし、球速もまだまだ出るよ」と目を細めた。キャンプで2軍に来た当初「プロ野球見習い」と辛口評だった同監督。今では金の卵の成長に、確かな手応えを感じている。

 5月14日の日本ハム戦での“プロ初先発”時には最速143キロだった球速も、徐々にアップしている。「今は歩幅を6歩半から6歩にしている。これを6歩半に戻して、体重移動ができれば球速は出る。そろそろ150キロ出ますよ」。キャンプ時にもがいていた状況から脱却し、表情は明るい。

 大学日本代表との試合には、約2万人が詰めかけた。「やっぱり大観衆の前で投げるのは気持ちいいですね」と笑った。「お客さんが多ければ多いほどほどいいボールがいくんです」と言い切る18歳。フレッシュ球宴の舞台で、また一段、階段を上がる。(デイリースポーツ・野畑圭司)

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