akiya_b_pc

ホームオピニオンDオピニオンD

 文字サイズ

オリックス復活のカギを握る人物とは…

2014年3月7日

今季のチーム躍進へ、その手腕に期待のかかる森脇監督

今季のチーム躍進へ、その手腕に期待のかかる森脇監督

拡大写真はこちら

 2012年 6位 133万676人

 2013年 5位 143万8467人

 近鉄との合併後、Aクラスに入ったのが大石監督代行時代の2008年(2位)ただ1回。この成績が観客動員に影響を及ぼしているのは間違いないが、それでも草の根運動的な地道な営業努力が徐々に実を結びかけてもいる。

 元来、オリックスのファンサービスは定評があったところに、昨年ダイエーやロッテで球団代表、球団社長等の要職を歴任した瀬戸山隆三氏を招へい(ポストは執行役員球団本部長補佐)したこともあり、退潮傾向に歯止めをかけ、観客動員数も前年度から若干だが増加に転じた。

 瀬戸山氏を個人的にもよく知るデイリースポーツ評論家・岡義朗氏は「彼をフロントに迎えたのはオリックスにとってよかったと思う。ダイエー時代もそうだが、ロッテの球団代表だった2005年に、様々なイベントを仕掛けてファンと選手の一体化を図り、さらにチームを3位から日本一に導いた手腕はたいしたもの。オリックスに入って2年目の今年はさらに彼が培ってきたノウハウが生かされるだろう」と評価する。

 昨年11月、執行役員球団本部長として編成部門のトップに立つと矢継ぎ早に戦力補強に乗り出した。主砲だった李大浩やバルディリスは金銭面で折り合わずに放出したが、西武からヘルマン、ソフトバンクを自由契約となったペーニャ、さらにメジャー9年間で80本塁打のベタンコートを獲得するなど、2年目を迎えた森脇体制を強力にサポート。現在も米大リーグでプレーを続ける元ソフトバンクの川崎や和田の動向に注視しつつ、来季以降の獲得に向けて準備を行っている。

 「観客動員についてはラインが違うので何とも言えませんが、戦力面についてはできる限りのことをしますよ。あとは森脇監督をはじめ選手たちの“勝ちへの執念”でしょう」と瀬戸山本部長。万年Bクラスから執念で脱却すれば、自ずと地元のファンの目も向いてくる。そのための努力は惜しまないという。

 成績が悪いから観客数も伸びない。これは当然の話だが、オリックスに致命的だったのは“合併球団”となって独自の色が喪失されたことに尽きる。神戸色が強いオリックスと、大阪南部の色が濃い近鉄が同居することになって球団名を「オリックス・バファローズ」にし、双方で監督経験のある故・仰木彬氏を初代監督に据えて両球団の“いいとこ取り”を目指したが、関西のファンには中途半端なイメージしか残せなかった。

 球団内にも神戸から移った本拠地・京セラドームを「借家と同じ」というムードがいまだにある。だが、それも少しずつ変わりつつあるようだ。「地元のファンをもっと大切にしないといけない」(瀬戸山本部長)という球団方針の下、より地域に密着した取り組みを行っていくという。その全貌は明らかになっていないが、期待感は抱かせる。

 有名タレントを多く抱える「エイベックス」と提携し、普通のチアガールが華麗なダンスチームに変身する今季。ソフトもハードも充実させたオリックスがどんな復活劇を見せるか。カギはやはり森脇監督が握っている。

(デイリースポーツ・中村正直)

前ページ123



インサイドニュース

  • 【野球】先輩から脈々と受け継がれてきた巨人の伝統 後輩に披露した自身の“黒歴史” 昭和、平成、令和とマイクに向かい続けて48年目 巨人のレジェンド場内アナウンス担当・渡辺三保さん(7月17日)
  • 【芸能】円安もなんのその!逆境も知恵と工夫で乗り越えて…変化と進化を続けるフジロック、執行役員に聞いてみた(7月16日)
  • 【野球】二岡のサヨナラ弾での劇的優勝、ONシリーズで初めて経験した日本一 「涙は出たけど、涙声にはなってなかった」追悼試合でプロの矜持 巨人の場内アナウンス担当・渡辺三保さんの回想(7月16日)
  • 【野球】「4番、ファースト王」に感激したデビュー戦 新人・原辰徳の初サードを告げた際に湧き上がった大歓声…この道48年、巨人のレジェンド場内アナウンス担当・渡辺三保さん(7月15日)
  • 【野球】後楽園、東京Dに美声響かせ48年目「こんなに長くやらせてもらえるなんて」巨人のレジェンド場内アナウンス担当・渡辺三保さん 野球好きの原点は大荒れの「伝統の一戦」にあり(7月14日)
  • 【野球】「後ろから見てるとバットの軌道が…」振り子打法の謎を本人に直撃 元広島の秀二さんが語る最強の左打者(7月13日)
  • 【野球】阪神の雨天中止禍は本当にマイナスなのか 過密日程が予想されるシーズン終盤 リーグ連覇への支障となるのか(7月5日)
  • 【野球】阪神・工藤 2年目での進化の理由 坂本&岩崎が証言する「制球改善」と「メンタル成長」(6月30日)
  • 【野球】捕手目線で見た最強の左打者とは「落合さんの左打者版」「移籍後すごみを増した」元広島の西山秀二さんが語る(6月29日)
  • 【野球】同期入団4人全員が30年間連続ユニホーム 優秀な人材発掘していたヤクルトの95年ドラフト「僕が最初に脱ぐことに」宮出隆自さん(6月19日)
  • 【野球】戦力外通告からの古巣への電撃復帰、引退 ヘッドコーチとして日本一にも貢献 元ヤクルト宮出隆自さん(6月18日)
  • 【野球】トレード通告時の寂しい気持ちから一転「野球人生が豊かになった」野村監督との再会、広がった人脈 宮出隆自さんの回想(6月17日)
  • 【野球】古田兼任監督のもと野手転向5年で規定打席到達→下された新たなミッション「試合に出るためなら何でもやらないと」元ヤクルト宮出隆自さん(6月16日)
  • 【野球】ヤクルト・増居が高校からプロを目指さなかったワケ(6月16日)
  • 【野球】現役20年 西山秀二さんが捕手目線で見た右の最強打者「見逃すと思ったところからバットが出てくるからエッと思う」高校時代に対戦した選手の名前も(6月15日)
  • 【野球】駐車場での素振り中に警察呼ばれたことも「バットを振ってる数が全然足りなかった」野手転向の宮出隆自さん プロ初本塁打は阪神・藤川投手から(6月12日)
  • 【野球】記録続出のプロ初先発初勝利 最後の被弾は金本のトリプルスリー達成弾 元ヤクルト宮出隆自さん6年の投手時代(6月11日)
  • 【野球】「宇和島東で野球をやるつもりはなかった」ヤクルト、楽天で17年の宮出隆自さん 同高からは4年連続でドラフト上位指名(6月10日)
  • 【野球】30年のプロ野球人生に区切り 古田敦也氏命名の会社立ち上げ 投手から野手に転向してヤクルトで活躍の宮出隆自さん(6月9日)
  • 【野球】阪神・高寺望夢 選球眼進化の“マイルール” 佐藤輝&大山に続くチーム3位の21四球 (6月9日)
  • 【スポーツ】体操女子・西山実沙 ロス五輪新星は超頑張り屋さん コーチの評価する一生懸命さが魅力 2年後の夢舞台へ「団体メダルに貢献できるように」(6月3日)
  • 【野球】東大の“東大流”改革とは 東六で9年ぶり勝ち点 部員約160人率いる大久保監督「時々『やばいぞ』って思わせる戦いを」(5月30日)
  • 【スポーツ】横審が協会、力士に休場者続出を問題提起 夏場所は役力士9人中5人不在 巡業日程に踏み込んだ発言も(5月28日)
  • 【スポーツ】全国屈指の超進学校「灘高」でボディビル大会が定番化 毎年文化祭で「筋肉王」開催 鶏胸肉ドリンクなどストイック生活で努力(5月27日)
  • 【野球】「巨人はやっぱり王道だと痛感した」広島を離れ巨人で引退した西山秀二さん 20年の野球人生(5月25日)
  • 【野球】ホテルマンから異例の“球界復帰” DeNA三島マネジャーの“洞察力”「やりがいの繰り返しで信頼関係」(5月23日)
  • 【野球】日本ハム・柴田 投打二刀流2年目の現在地「気付き、学ぶ」積み重ねる毎日(5月22日)
  • 【スポーツ】飛び込み観戦が面白くなる「技と演技構成」の秘密 選手自身の得手不得手で異なる戦略とは(5月20日)
  • U-NEXT_pc

    今日みられてます

    • 1
    • 2
    • 3
    • 4
    • 5
    • 6

    注目トピックス

    カードローン、即日融資

    私でも審査が通る?人気のカードローンを厳選比較!収入証明不要、即日融資も⇒

    阪神タイガースプリント

    紙面に掲載された厳選写真をお近くのセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスで!

    競馬G1プリント

    紙面に掲載されたG1のレースシーンをお近くのセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスで!

    阪神 今日は何の日?

    タイガースが1面を飾った出来事が満載!

    今日は誰の誕生日?

    毎日更新!誕生日を迎えた有名人を紹介