カー娘、勝負分けるアイス対応力 前回は“もぐもぐ”後に誤算 初メダルへ英国と3決

 「平昌五輪・カーリング女子・3位決定戦、日本-英国」(24日、江陵カーリングセンター)

 準決勝で韓国に惜敗した日本は銅メダルをかけて英国と午後8時5分から対戦する。6-8で敗れている1次リーグの雪辱を目指す。

 1次リーグでは、0-1で迎えた第2エンドで一挙に3得点したが、同点に追いつかれた後に迎えた第6エンドで誤算があった。

 先攻の相手がストーンを巧みに配置し劣勢に立たされると、スキップ藤沢五月が2個のストーンを一気に出す「ダブルテークアウト」を狙うも失敗。不利なはずの先攻の英国に3点を与えてしまった。

 第6エンドはハーフタイムの直後で、ストーンの行方や伸びを左右するアイスの状態が変化する。栄養補給のための“おやつタイム”“もぐもぐタイム”として日本では注目されているこの休憩時間の後に試合が動くことは多い。

 1次リーグの英国戦後は藤沢もサードの吉田知も「アイスの対応が遅れた」と悔しがっていた。日本初のメダルが決まる3位決定戦の勝負を分けるのも、アイスへの対応力となりそうだ。

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