梅木何もできず…涙 「自分の実力不足」初戦敗退

 「リオ五輪・柔道女子78キロ級」(11日、カリオカアリーナ)

 初戦の2回戦で敗退した梅木は大粒の悔し涙を流した。相手に思うように組ませてもらえず、終了間際、強引に前に出ると返された。退場の際は道着の袖で涙を拭い、肩を落とした。「目指していたのは金メダルなので悔しい。自分の実力不足だと思います」と言葉を絞り出し、最後に「すいません」と小さく答えた。

 熊本地震で震度5強を観測した大分県九重町出身で、中学と高校は熊本県。地震では初詣に出掛けていたという阿蘇神社も楼門が倒壊した。九重町で6月にあった壮行会では「被災者の方々のためにも金メダルを取れるよう頑張りたい」と決意を語っていただけに、まさかの初戦敗退にショックは大きかった。

編集者のオススメ記事

五輪最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    デイリーおすすめアイテム

    注目トピックス