岩貞2勝目、陽川のプロ初アーチで逆転
「阪神2-1DeNA」(29日、甲子園球場)
阪神が連敗を2で止めた。先発・岩貞は6回4安打1失点(自責0)で2勝目(1敗)。六回は先頭・ロペスに右中間三塁打を許したが、後続を断った。
0-1の五回無死一塁で陽川がプロ初本塁打となる1号2ランをバックスクリーン左へ放ち逆転に成功。九回の守備では抑えのマテオが1死三塁のピンチを招いたが、1点差を守りきった。
お立ち台にはプロ3年目で同期生の24歳コンビが上がった。岩貞は「(2人でヒーローインタビューは)とてもうれしい。陽川のホームランや江越の必死なダイビングを見て頑張らなければと思った。(六回は)絶対に0点に抑えるという気持ちだった。(故郷熊本は)つらい思いをしている人がたくさんいると思う。自分のできることは限られているが、支援をしながら野球で頑張る」と話した。
また、初のお立ち台となった陽川は「最高です。すごく興奮しました。監督からは『センターから逆方向へ狙え』と言われ、それが実行できた。1打席1打席結果にこだわっていきたい。過信せず明日も切り替えてやっていきたい」と声を弾ませた。
DeNAは連敗。四回2死一、二塁から戸柱の右前適時打で1点を先制したが逆転された。先発・今永は七回途中3安打2失点で4連敗。