福留、単年契約を志願 節目の記録に

 契約更改を終え、記者会見する阪神の福留=17日、兵庫県西宮市の球団事務所
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 阪神の福留孝介外野手が17日、西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、5000万増の2億円+出来高で更改した。志願して単年契約を結んだ。(金額は推定)

 3年契約の3年目となった今季は、140試合に出場し打率・281、20本塁打、76打点を記録。9月3日の広島戦からは15試合で4番に座るなど、打線をけん引した。セ・リーグ外野手部門でベストナインとゴールデングラブ賞も獲得。「1年間、大きなケガをしてチームを離れることなくプレーできたので、その点はよかった」と振り返った。

 39歳となる来季は、日米通算2000本安打など節目の記録がかかる。「2000本安打を打つためにやっているわけじゃないので意識はしていない。来年も大なり小なりケガはあると思うけど、大きなケガで離れることがないようにしたい。(目標は)チームが勝つこと。それだけですね」と、金本監督の胴上げを目標に掲げた。

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