「広島‐阪神」（２６日、マツダスタジアム）

　阪神先発の岩田が５回２失点でマウンドを降りた。

　初回は丸、菊池、新井と３者連続三振に斬る最高のスタート。二回以降も粘りの投球を続けていたが、五回につかまった。

　１死から投手の前田に左中間二塁打を許すと続く丸には四球。菊池は外角１４５キロ直球で空振り三振に仕留めたが、新井に左前適時打、さらにエルドレッドに左翼フェンス直撃打で逆転を許した。

　クライマックスシリーズ進出を争う４位広島との直接対決だったが、６安打２失点で不完全燃焼のまま降板。「先発投手としての仕事を果たすことができず、悔しいです」とコメントした。