指揮者の佐渡裕氏が始球式に登場

始球式で投球する佐渡裕氏(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-巨人」(21日、甲子園)

 指揮者の佐渡裕氏が始球式を行った。えんび服に改良した阪神のユニホームを着用して登板。豪快に振りかぶって投じたボールは、引っかけて一塁ベンチ横へと転がった。

 04年の開幕戦以来11年ぶりの大役は悔しい結果に終わり、「巨人戦なので、すでにたくさんのファンがいらっしゃっていましたし、プレッシャーがありました。申し訳ありません…」と苦笑いしながら頭をかいた。

 阪神ファンとしても知られる佐渡氏は「オーケストラでもそうなんですが、人を縛ってしまうのはよくない。それぞれがいいところを発揮して、それを認め合うというのが僕のやり方なんです」と力説。「派手なホームランはなくても、いい守備でつないだりして、踏ん張って勝つというのが阪神の野球だと思います」と和田監督の采配に期待を込めた。

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