阪神、日本シリーズ王手!試合経過詳細

6回、タイムリーを放つ阪神・ゴメス=東京ドーム
3枚

 「セCSファイナルS第3戦、巨人2-4阪神」(17日、東京ド)

 阪神が3連勝。巨人の1勝のアドバンテージを含め3勝1敗とし、05年以来の日本シリーズ進出へ王手をかけた。

 試合経過の詳細は次のとおり。

 巨人が杉内、阪神がメッセンジャーの先発で試合開始。

 初回、阪神は三者凡退。その裏、巨人は先頭の長野が四球で出塁。続く亀井の犠打で1死二塁として、2死後、4番・阿部が中前へ運び、先制点を奪った。阪神にとっては、ファーストSを含めて今CS初のタイムリーによる失点となった。

 二回、阪神は1死からマートンがストレートの四球で出塁。2死後、阿部の捕逸で二進したが、藤井が中飛に仕留められ、得点にはつながらなかった。

 三回、阪神は1死走者なしからメッセンジャーが右翼ファウルゾーンへ打ち上げた飛球を亀井がスライディングキャッチして好捕。続く西岡は三飛に打ち取られた。杉内は三回を終わって無安打無得点と、完璧な立ち上がりを見せた。

 その裏、杉内、長野が連続三振。2死走者なしで打席に入った亀井は、フルカウントからの内角高めの球を強振。打球は右翼席へと飛び込み、貴重な追加点を挙げた。

 四回、上本、ゴメスの右前打、マートンの死球で1死満塁の好機を築いた。ここで打席に入ったのは、今CS初のスタメンに入った新井良。杉内に対しては今季10打数4安打1本塁打3打点と好相性だったが、空振り三振。続く藤井の放った飛球は、左中間を抜けるかと思われたが長野が倒れ込みながら好捕。スーパープレーで結局、無得点に終わった。

 阪神が反撃に出たのは六回。先頭の上本が右前打で出塁。1死後、二盗を決めるとゴメスが左前へ適時打を放った。続くマートンも左前打で続き、1死一、二塁とした。ここで巨人は杉内に代えて西村を投入。阪神は代打に福留を送った。福留はベンチの期待に応えて左翼フェンス直撃の同点二塁打。なおも1死二、三塁で押せ押せのムードとなったが、続く代打・関本は空振り三振。大和が敬遠で歩いて2死満塁となったが、代打・新井貴が二ゴロに倒れて一気に勝ち越しとはならなかった。

 しかし続く七回、鳥谷の左線二塁打などで1死二、三塁と攻め、4番ゴメスが左中間へ2点打を放って勝ち越した。

 阪神は八回から松田がCS初登板。2死まで取ったが、村田に死球、ロペスに右前打を許し一、二塁とされたところで、ベンチは呉昇桓を投入した。巨人は代打・セペダ。結果は左飛で無失点で切り抜けた。

 九回のマウンドも呉昇桓に託された。先頭の井端をハーフスイングの空振り三振。続く長野を見逃し三振。最後は亀井の左中間への飛球を中堅・大和がダイビングキャッチ。“スーパープレー返し”で締めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス