金本氏 580日ぶり甲子園に“凱旋”

始球式で豪快な空振りを披露する・金本知憲氏=甲子園(撮影・棚橋慶太)
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 阪神OBでデイリースポーツ評論家の金本知憲氏(46)が11日、甲子園球場で行われた阪神‐巨人戦の始球式で打席に立った。

 12年10月9日の引退試合以来、580日ぶりに甲子園にがい旋した金本氏は、ファンから大歓声を浴び、フルスイングの空振りで応えた。「ホームランボールだったから、打とうかなと思った」と笑顔で振り返り、「久々にいい空気を吸わせてもらった」と感慨深げだった。

 4連敗中の阪神に対しては「選手にも『頑張って』と声を掛けさせてもらった。とにかく、勝て!としか言いようがない。5万人近いファンが入ってくれるのは本当にありがたいこと。きょうはどうしても勝って欲しいし、勝たないと」と、ゲキを飛ばした。

 この日は今季から阪神のオフィシャルスポンサーを務める「ローソン」の協賛で「ローソンデー」と名を打って開催。始球式には5月1日付けで同社の社長に就任した玉塚元一氏(51)が登板した。

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