A代表初選出の大島が課題の球際向上へ

 キリンカップ(6月3、7日)に臨む日本代表が30日、愛知県内で合宿を開始した。24日から行われた欧州組中心の事前合宿に参加していたMF香川真司(27)=ドルトムント=らはボール回しなどで汗を流し、前日のJリーグに出場した国内組はランニングのみの軽めの調整を行った。

 A代表初選出のMF大島僚太(23)=川崎=は「まだ挨拶をしただけ。明日からもっと緊張すると思う」と初々しい笑顔を見せた。

 代表チーム最小168センチのテクニシャンはバヒド・ハリルホジッチ監督(64)から守備面での向上を指摘されたといい、球際ついては「当たるだけが全てじゃない。もちろん当たらなければいけないところは当たるが、いかにうまく(ボールを)取るか」と課題克服へ意欲を示した。

 15年7月には親善試合でドルトムントと対戦し、香川の2得点などで0-6と大敗している。27日に当時を振り返った香川は「技術はフロンターレらしさがあったが、球際の部分ではちょっと足りないのかなと感じた」と大島の印象を語っていた。大島は「その時から成長していないかというとそうじゃない。1年たって(成長を)確認できるいい機会」と意気込んだ。

 29日にU-23(23歳以下)日本代表が参加していたトゥーロン国際大会(フランス)から帰国したばかり。同代表の手倉森誠監督(48)からは「質の部分、強度はU-23より高いからしっかり頑張ってこい」と背中を押された。今夏のリオデジャネイロ五輪メンバー入りを目指す23歳は、欧州組と過ごす今合宿を実りある9日間とする。

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