Jリーグ2年連続で債務超過なし 各クラブの経営情報開示
Jリーグは27日、クラブライセンス制度導入4年目となる2015年度の各クラブ(3月決算の柏、磐田、YS横浜を除く)の経営情報を開示し、14年度に続いてJ1とJ2でリーグ参加資格を失う債務超過や3期連続赤字のクラブはなかった。
J1、J2で単年度赤字は前年度の8クラブから鹿島、新潟、清水、愛媛の4クラブに減った。2期連続赤字だった鳥栖は黒字転換した。条件が異なるJ3は秋田と鳥取が債務超過を解消し、藤枝と琉球は3期連続赤字を免れた。
全クラブを合計した営業収入は前年比で約70億円、営業費用は約56億円増えた。事業規模の拡大傾向が続く。