インテル・ミラノの長友佑都（２９）が８日に自身のツイッターを更新し、明治大に籍を置きながらＦＣ東京とプロ契約を結んだ室屋成（２１）について、母校の明治大の対応に「明治大学、サッカー部に所属していたのは僕の誇りです」とツイートした。

　明大に在学しながらのプロ契約の先輩となる長友は「明治大学関係者、サッカー部関係者の素晴らしい対応ですね。僕の時もそうでした」とツイート。長友の場合は指定校推薦だったため、サッカー部さえ認めれば退部しても問題はなかったが、室屋の場合はスポーツ推薦での入学だったため、サッカー部で４年頑張ることが入学の大前提だった。

　それでもサッカー部を退部しても大学には籍を残すという異例の措置に、長友は感激。「室屋くんには、大学やサッカー部への感謝を胸に、活躍して恩返ししてほしい」ともつづった。

　室屋は８日に明大で会見し、「五輪代表やＡ代表になることで（大学に）恩返しをしたい」とコメントしている。