宮本恒靖氏、来季G大阪ユース監督に

 サッカー元日本代表の主将で、現在G大阪のU-13でコーチをしている宮本恒靖氏(38)が21日、来季からG大阪ユースの監督に就任すると表明した。

 この日、都内で行われたJリーグアウオーズに功労選手賞を受賞するために出席。壇上で、「来年からはガンバユースの監督をすることになりました」と明らかにした。

 2011年に現役を引退してから4年になるが、「まだ宮本選手と呼ばれることが多い」と語る宮本氏。今季から下部組織のコーチングスタッフとして古巣のG大阪で働いていたが、来季はさらに重責を担うことになる。

 宮本氏は現役時代にA代表を含む各年代で主将を務めた。02年のW杯日韓大会では鼻を骨折したことからフェースガードを着用し、海外メディアに「バットマン」と呼ばれた。04年アジア杯準々決勝ヨルダン戦では、PK戦でピッチ状態が悪いことを英語で主審に進言。使用ゴールを変更させたエピソードが知られている。

 12年にマーケティングやクラブ運営、法律、歴史などを学ぶFIFAマスターに入学、13年7月に卒業した。14年1月にJリーグ特任理事に就任。今年1月にG大阪のU-13年代のコーチに就任していた。

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