「Ｗ杯アジア２次予選、シリア０－３日本」（８日、マスカット）

　サッカー日本代表がシリアを３－０で破り勝ち点を１０とし、ロシアＷ杯アジア２次予選Ｅ組の首位に上がった。この試合前まで３戦３勝で首位だったシリアと中立国のオマーンのシーブスポーツスタジアムで対戦した日本は後半に３点を奪って完勝した。

　◆バヒド・ハリルホジッチ監督「この勝利を我々は探しにきた。前半はあまり良くなかったが、ハーフタイムに少し修正を加えた。後半は少しプレーが良くなり、仕留めることができた。選手だけでなく遠くまで来てくれたサポーターに祝福を送りたい。素晴らしい、美しい試合でした。（３得点は）決めるべく選手が決めたというより、ベンチに座っている選手も含めて、全員が決めるべき選手。全員で取った得点。我々の強みはチームがコレクティブなところ。チームは良い雰囲気ですし、野心も持っている。もっと、もっと向上します」

　◆ＦＷ岡崎慎司（２点目を決める）「前半はタフな試合だった。相手も良かったが、自分たちもペースを乱さず、危ない場面があっても、０－０で抑えたことが後半につながったと思う。後半は相手も落ちてきて、自分たちのサッカーができた。自分のゴールはシンジ（香川）が単独突破して自分が決めた。半分くらいシンジのゴールだと思う」