6発圧勝!“Wシンジ”そろって2発

前半、2点目のゴールを決め、本田(右)とタッチする森重(共同)
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 「W杯アジア2次予選、アフガニスタン0-6日本」(8日、テヘラン)

 サッカー日本代表は8日、イラン・テヘランのアザディスタジアムでロシアW杯2次予選・第3戦となるアフガニスタン戦に臨み、6-0で圧勝した。初戦のシンガポール戦(6月16日・埼玉)を0-0、2戦目のカンボジア戦(3日・埼玉)を3-0と、格下相手に消化不良の試合が続いていたバヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本が、国外に出てようやくゴールを量産した。

 前半10分にMF香川真司(ドルトムント)の2試合連続となるゴールで先制。左サイドのFW原口元気(ヘルタ)からパスを受けた香川は中央やや左、エリア外から右足を振り抜き、低空の軌道でゴール左隅に決めた。35分にはDF森重真人(FC東京)が追加点。DF長友佑都(インテルミラノ)の後方からの速いボールをCK後のためゴール前に残っていた森重がヘッド。一度は相手GKの好セーブに阻まれるが、ゴールラインを割りそうになったところをFW本田圭佑(ACミラン)がスライディングで折り返し、ゴール前の森重が左足で押し込んだ。

 前半を2-0で折り返すと、後半に攻撃の圧力を強める。4分にMF香川が自身2ゴール目となる3点目を左足で決めると、12分と15分にFW岡崎慎司(レスター)が連発。28分には途中出場の宇佐美貴史(G大阪)が左サイドを突破してチャンスをつくると、最後は本田が左足で決めた。

 後半43分には大敗に不満がたまったのかサポーターの男性がピッチに乱入。迷彩服姿の警備員に取り押さえられ、試合が一旦中断するというハプニングも起こった。

 この試合、日本は2次予選で初めてとなる“アウェー”での試合だった。アフガニスタンが政情不安のため、中立国のイランで開催される運びとなったが、問題なく6発圧勝乗り切り、日本は2勝1分けの勝ち点7で2位に浮上した。

 次戦は10月8日に3戦全勝で勝ち点9の首位シリアと中立国オマーンで対戦する。

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