「カナダ女子Ｗ杯・準々決勝、日本１-０オーストラリア」（２７日、エドモントン）

　サッカー女子Ｗ杯連覇を狙う日本代表は２７日（日本時間２８日）、エドモントンのコモンウェル・スタジアムでオーストラリア代表との準々決勝に臨み、途中出場の岩渕真奈（２２）＝バイエルン＝が後半４２分に決勝ゴールを決め、１-０でベスト４に進出した。

　後半２７分にＦＷ大野忍に代えて投入されたチーム最年少の岩渕が待望のゴールを決めた。２０１１年ドイツ大会にも出場した岩渕はこのゴールがＷ杯初得点となった。

　この得点が今大会なでしこジャパン７点目。各試合のスコアと得点者は以下のようになる。

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　【１次リーグ】スイス戦（１-０、宮間）、カメルーン戦（２-１、鮫島、菅沢）、エクアドル戦（１-０、大儀見）

　【１回戦】オランダ戦（２-１、有吉、阪口）

　【準々決勝】オーストラリア戦（１-０、岩渕）

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　こうして見ると、どの試合も１点差。そして全７ゴールの得点者はすべて異なる。

　また、ここまで全勝で勝ち上がったチームも日本以外にはいない。圧倒的な勝利こそ見せてはいないが、全員サッカーで着実に勝利をつかみとる強さが今回のなでしこにはある。

　主将のＭＦ宮間あや（岡山湯郷）は試合後のインタビューで語った。「途中から気持ちが強い方が勝つと試合だと思っていた。そこは絶対負けない自信があった。みんなたくましいです。頼れる選手たちです」。

　次戦はイングランド-カナダの勝者と７月１日（日本時間７月２日８時開始）とファイナル進出をかけて激突する。なでしこジャパン再び頂点に立つまで、あと２勝。