FC東京・太田今回のFKの名前は…
「J1、FC東京2-1川崎」(2日、味スタ)
1得点1アシストと活躍したFC東京のDF太田宏介(27)が、FW武藤嘉紀(22)に嫉妬した!?
0-1で迎えた後半26分、ゴールまで20メートルから25メートル、やや右寄りの位置で得た直接FKを、低い弾道でファーサイドに決めると、後半42分には、左サイドでのFKをニアサイドに入った武藤の頭に合わせて決勝ゴールをアシストした。
しかし、ヒーローインタビューは決勝ゴールの武藤が呼ばれた。これまでにも自身のゴールに(当時代表監督だった)「アギーレさん見てますか弾」というように、名前をつけることがあった太田。今回のゴールは「武藤に全部持っていかれた弾」と名付けた。
「1得点1アシストで、ヒーローインタビューは僕かなと思ったんですけど、広報の方が武藤選手の方に行ったから、ま、そうかなと。そこは割り切って、僕が主役になれるように頑張ります」と振り返った。
もちろんこれは冗談で、FKからの自身の活躍については「武藤選手に限らず出ているメンバーがハードワークしてチームのためにやっている成果が出ていると思う。直接決められたので(FKを得た)武藤選手に感謝したいですし、全員でとったゴールと思います」と感謝していた。
この命名を伝え聞いた武藤も「宏介君の素晴らしいFKだったり、アシストがなければ逆転できていなかったので、自分というより宏介君がMVPなんじゃないかなと思います」と太田をたたえていた。