日本サッカー協会は３日、２０１６年リオデジャネイロ五輪のアジア１次予選を兼ねるＵ－２３アジア選手権予選（２７～３１日・マレーシア）に臨むＵ－２２日本代表２３人を発表した。海外組からはＦＷ久保裕也（ヤングボーイズ）、南野拓実（ザルツブルク）の２人が入った。

　チームを率いる手倉森誠監督は同日、都内のＪＦＡハウスで会見して「（８強に終わった）昨季のアジア杯、昨年の各世代別代表で世界大会を逃したが、これから日本サッカーの挽回、反撃に向けてまずはＵ２２代表が先陣を切りたい。日本サッカーが悔しい思いをして強くなるというのを、われわれの代表から示していきたい」と力強く語った。

　Ｕ－２２代表は、９日から国内合宿を開始。１１日には親善試合・Ｕ－２２ミャンマー戦（フクアリ）に臨む。試合後には一時解散となるが、１６日にはマレーシアに出発。２７日の初戦・Ｕ－２２マカオ戦に備える。

　以下、Ｕ－２２代表メンバー。

　▽ＧＫ　櫛引政敏（清水）、牲川歩見（磐田）、中村航輔（福岡）

　▽ＤＦ　松原健（新潟）、山中亮輔（柏）、亀川諒史（福岡）、奈良竜樹（ＦＣ東京）、岩波拓也（神戸）、植田直通（鹿島）

　▽ＭＦ　大島僚太（川崎）、遠藤航（湘南）、原川力（京都）、矢島慎也（岡山）、野津田岳人（広島）、中島翔哉（ＦＣ東京）、豊川雄太（鹿島）、秋野央樹（柏）、吉野恭平（広島）

　▽ＦＷ　荒野拓馬（札幌）、久保裕也（ヤングボーイズ＝スイス）、鈴木武蔵（新潟）、浅野拓磨（広島）、南野拓実（ザルツブルク＝オーストリア）