救急車搬送の森本「相手は悪くない」
23日に行われたJ2の讃岐戦で前半途中に相手選手と激突し、病院搬送された千葉のFW森本貴幸が24日、背後から森本に当たってきた相手選手のプレーについて「仕方ない」などとクラブを通じてコメントした。
森本は倒れて意識を失い、ピッチ内に乗り入れた救急車で搬送された。その間、試合は30分間に渡って中断された。
クラブは、森本が病院で検査を受けた結果、異常がなかったことを報告、以下の森本のコメントを伝えた。
森本は「救急車で運ばれることは想定もしていなかったことなので、自分でも驚いていますが、相手選手も悪気はなくお互いが一生懸命になっていた証拠で、サッカーではよくあることなので仕方ないです」と、相手をかばった。
そして「ただ、自分が倒れているときにジェフサポーターやカマタマーレサポーターが僕のコールをずっとし続けてくれていたので、嬉しかったし本当に感謝しています」と、敵味方両方のサポーターから沸き起こったコールは、その耳にしっかり届いていたようだ。
そんなサポーターたちに改めて「異常はないし元気です」と無事であることを伝えた。