長谷部 離脱決断のつらい心境を吐露

 持病の左ひざ痛を悪化させて代表チームを離脱した日本代表MFの長谷部誠(30)=フランクフルト=が4日、ブログを更新し、つらい心境を打ち明けた。

 新監督を迎えて発足したチームから早々に離脱してしまったことについて、長谷部は「このタイミングでの離脱にチームに迷惑をかけた事を申し訳なく思うと共に非常に悔しい気持ちです」とやり切れない思いを伝えた。

 心配される怪我の状態については「深刻なものでは無いのですが、今の状態ではプレーしてもチームに迷惑をかけるだけだと判断し、監督とドクターと話し合いをしてこの決断をしました」と幸い重症ではなさそうだ。

 とはいえ、やはりこのタイミング…。W杯2大会連続主将を務めている長谷部だけに、簡単に決断できたわけではなかったが「いまは怪我を治しまた日本代表に呼んでいただけるようフランクフルトで頑張っていきたいと思います」と、思いを切り替えている。

 長谷部は4日、札幌合宿中のチームを離脱し、同日中にドイツへ戻った。左ひざは5年前に手術を受けており、8月30日のヴォルフスブルク戦で痛みが再発、代表合宿中にさらに悪化していた。

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