J1徳島ホーム初白星は…またもお預け
「J1、徳島0-1広島」(30日、ポカリ)
最下位・徳島のホーム初白星は、またもお預けとなった。
前節・新潟戦で今季3勝目を挙げた徳島。J1で初の連勝を狙い、序盤から激しいプレッシングをかけて広島のパス回しに対抗した。
しかし、前半32分にDF福元洋平(27)がペナルティーエリア内でハンドを取られPKを献上。これを広島FW皆川佑介(22)に決められ先制を許した。
後半は守備的に構えてカウンターを狙う相手に対し、ゴール前まで迫るものの決定機がつくれない。後半33分には途中出場のFW津田知宏(28)が左足で強烈なシュートを放ったが、惜しくも枠を外れた。
W杯中断明け以降、7戦6発と絶好調だったFW高崎寛之(28)はシュート0本に終わり「チャンスをつくれず、悪い試合の典型だった」と悔しげな表情。連勝はならず、次節は敵地で4位・川崎との対戦。小林伸二監督(54)は「点を取るという部分でも、もっとやれるはず」と選手たちの奮起に期待した。