「良さを出せば…」ガンバ宇佐美も自信
J1・G大阪のFW宇佐美貴史(22)が25日、日本代表の新監督就任が決まったハビエル・アギーレ氏(55)に向けて、さらなるアピールを誓った。「自分の良さを出していけば選ばれると思う」と自信ものぞかせた。
ブラジルW杯への逆転選出を目指していたが、開幕前に左足を負傷し、夢はかなわなかった。各世代の代表を経験し、23歳以下のロンドン五輪にも20歳で出場した宇佐美。ロシアW杯は26歳。脂ののった年齢で大舞台を迎えることになる。
先日の甲府戦(19日)の試合後には「取られたら取り返す、じゃない。取られない選手を目指す」と宣言。この日も「それを目指さないと、1人2人もかわせない、色のない選手になってしまう。一対一で勝つ選手を突き詰める」と理想を掲げた。
「(力が)圧倒的であれば、呼んでみたくなると思う。そういうプレーをしたい」
思い描く理想へ自らを近づけることこそが、日本代表へと続く道だと信じて‐。“ガンバの至宝”の挑戦は始まっている。