岡ちゃん予想「皆がドイツ、俺メッシ」
「ブラジルW杯・決勝、ドイツ-アルゼンチン」(13日、リオデジャネイロ)
決戦のキックオフ(日本時間14日午前4時)まで6時間と迫った13日午後10時過ぎ。元日本代表監督の岡田武史氏と、元日本代表MFで解説者の福西崇史氏が現地のマラカナン・スタジアムから、NHKのスポーツ情報番組「サンデースポーツ」に生出演。ドイツとアルゼンチンのどちらが優勝するか直前予想した。
下馬評では準決勝で地元ブラジルを7‐1の大差で退けたドイツが有利という声が多いが、岡田氏は「みんながドイツ、ドイツと言うと、俺はアルゼンチンと言いたくなる」と、反骨精神を吐露。その理由を「やはりメッシ。(準決勝のオランダ戦でも)惜しいゴールを外した。入っていればPK戦にはなっていなかった」と、アルゼンチンのエースFWの卓越した能力を挙げた。
一方の福西氏は大会前にブラジルを優勝候補に挙げていただけに、そのブラジルに圧勝したことで、「やはり総合力でドイツが上」と淡々と分析。ドイツのメッシ対策としては、マンマークではなく、メッシの動きに応じて人数をかけていく戦略などを予想した。
これを聞いた岡田氏は、少し語気を強め「それでもメッシ。メッシが崩し、メッシが決める」とメッシの名前を連呼して応援予想。2人とも「アルゼンチンが先制点を取った方が面白い」と、好ゲームを期待した。