東京愚連隊に真田聖也参戦

 プロレスの東京愚連隊を率いるNOZAWA論外(39)は29日、都内のロボットレストランで会見を行い、8月25日の東京・新宿FACE大会「TOKYO CARNIVAL 2016」の追加カードとして、関本大介(大日本)-KIKUZAWA戦、田中将斗(ZERO1)、鈴木鼓太郎(フリー)、HARASHIMA(DDT)組-真田聖也(S.P.E)、MAZADA、FUJITA組戦、カズ・ハヤシ、黒潮“イケメン”二郎組(ともにWRESTLE-1)-百田光雄、力(ともにリキエンタープライズ)組戦を発表した。真田は4月にSANADAの名で新日本に参戦してからでは初の他団体参戦となる。

 会見には関本とKIKUZAWAも出席。論外は関本に対し「KIKUZAWAが勝てば大日本と東京愚連隊が業務提携。オレが暇なとき限定で試合を組んでもらう。負けた場合は全面戦争。オレが空いている時に戦争しましょう。東京愚連隊に仕事を下さい、と言うのもあってのシングルマッチ」と、自分に都合のいい条件をつきつけ、KIKUZAWAも「東京愚連隊と大日本プロレスの業務提携へ、勝ちを狙いに行きたい」と意欲を示した。

 一方的な要求に「ボクの一存では決められないですよ」と困惑する関本に、論外は「大日本は恥かいていいんですか、東京愚連隊ごときから逃げたって」と追い打ち。関本は「ボクは逃げません。後で(会社と)相談します」と渋い表情を浮かべた。この試合はリングアウト、反則裁定なしの完全決着ルールで行われる。

 また、会見にはFMWのパンディータも登場し、ケンドーカシンとのワンマッチ興行(7月8日、東京・新木場1stRING)をPR。ここでも論外はパンディータの通訳のふりをして、「ケンドーカシンとパンディータの1対1の戦いはない。(論外とKIKUZAWAが)オレを守ってくれたら1億円あげる」と都合のいいコメントをねつ造し、「じゃあ、守ってやる。守りきったら1億円よこせ」と、自身とKIKUZAWAがセコンドにつくことを無理やり認めさせた。

 さらに、パンディータに限りセコンドが3カウントを取るのもOKとのルールがあることを知らされると、「1億だとケンカになるから2億で」と報酬を増額するなど、言いたい放題だった。

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