ボクシング井上尚、拳は問題なし 八重樫と本格練習再開

 世界ボクシング機構(WBO)Sフライ級王者の井上尚弥(大橋)が22日、横浜市内で本格的な練習を再開し「(前戦で痛めた)拳は完全に治っている。もっといい試合ができるようにしっかり練習したい」と笑顔で話した。

 5月の試合で両拳を負傷したが、大差の判定で2度目の防衛に成功。この日は力強いミット打ちで回復ぶりを示した。ジムの大橋秀行会長は次戦を9月に計画しており、オマール・ナルバエス(アルゼンチン)との再戦の可能性は低いという。

 国際ボクシング連盟(IBF)Lフライ級王者の八重樫東(大橋)は5月の試合前に痛めた左肩周りが完治せず、体力強化を中心に汗を流した。

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