アリ氏、イスラム式で葬儀 元ヘビー級王者、米南部
【ルイビル共同】3日に74歳で死去したボクシングの元世界ヘビー級チャンピオン、ムハマド・アリ氏のイスラム教にのっとった葬儀が9日、出身地の米南部ケンタッキー州ルイビルで営まれた。自身を「グレーテスト(最も偉大)」と称するなど強烈な個性で知られ、黒人差別撤廃の公民権運動の象徴だった同氏は、米国で最も有名なイスラム教徒でもある。
米メディアによると、葬儀会場は1960年代にアリ氏がボクシングの試合で勝利した場所。主催者によると、参列者の宗教を問わず誰でも参加できるようにしたいとのアリ氏の生前の希望に沿った式となった。10日にもルイビルで公葬が開かれる予定。





