内山KO負け王座陥落、V12ならず

2回、ジェスレル・コラレスの左フックを浴び、ダウンする内山高志(右)=東京・大田区総合体育館(撮影・西岡正)
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 「WBA世界スーパーフェザー級王座統一戦12回戦」(27日、東京・大田区総合体育館)

 12度目の防衛を目指していたスーパー王者、内山高志(ワタナベ)が暫定王者のジェスレル・コラレス(パナマ)に2回2分59秒、スリーノックダウンのKOで敗れ、王座を陥落した。

 立ち上がりからコラレスのスピードとパワーの前に圧倒され、エンジンのかかる前に決着した。具志堅用高の記録に並ぶV13戦を視界にとらえながら、まさかの敗戦となった。

 目標にしていたニコラス・ウォルタース(ジャマイカ)から正規王者のハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)、そしてコラレスと対戦相手が変更となり、モチベーションの低下が心配されていたが現実となった。

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