王者・岡田、胃腸炎も乗り越え計量クリア
「日本スーパーライト級タイトルマッチ10回戦」(19日、後楽園ホール)
前日計量が18日、都内の日本ボクシングコミッションで行われ、王者・岡田博喜(26)=角海老宝石=は63・5キロ、挑戦者で同級1位の麻生興一(30)=三迫=は63・2キロで一発クリアした。
4度目の防衛戦を迎えた岡田は、麻生とは2度目の対戦。「油断のできない相手だし、前回(判定勝ち)みたいになるかも。ただ、チャンピオン・カーニバルのMVPを目指しているので、きれいに勝ちたい。今、柴田さんを倒した西田とか、(KOで初防衛の)拳四朗が候補でしょう」とニヤリ。
3週間ほど前に食べた鶏肉の刺し身で胃腸炎になり、2日練習を休んだそうだが「いつも試合前には何かあるので気にしていません。デビュー2、3戦目には角膜炎になったことがある。それに比べれば」とあくまでも強気だった。
一方の麻生は「前回は5回以降の記憶がなかった。今度は冷静にやりたい。それだけです」と気迫十分だった。
