大竹秀典、KO勝ち 名誉会長追悼試合

 「ボクシング・フェザー級8回戦」(16日、後楽園ホール)

 金子ジム主催・デイリースポーツ後援の「故金子繁治名誉会長追悼記念」のメーンに登場した元日本スーパーバンタム級王者の大竹秀典(34)がサターントゥン・ソーバンカル(22)=タイ=を2回1分11秒KOで下した。

 実力差が歴然の相手に対し1回は様子を見たが、2回に入ると遠慮はなかった。左ボディーを効かせて青コーナーに詰めると、見事なワンツーをアゴにヒット。サターントゥンは尻もちをつくように崩れ落ち、立ち上がれなかった。

 区切りの30試合目をKOで飾った大竹は「勝って当たり前の試合ですが、先代会長の追悼試合なので、負けられないという妙な気持ちはあった。スピードとパワーをアップしたが、相手がああいう感じなので成果は分からない」と振り返った。

 大竹は14年11月に英国でWBA世界スーパーバンタム級王者、スコット・クイッグ(英)に判定負けして以来、3試合連続でタイ人をKOで下した。今後について金子賢司マネジャーは「ビッグファイトのチャンスをうかがっている。和気(慎吾)くんがIBFを取れば、日本人同士もあるでしょうし。動向を見守っている」と話した。

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