「プロレス・ＷＲＥＳＴＬＥ－１」（１３日、東京・後楽園ホール）

　快進撃を続けるＷＲＥＳＴＬＥ－１チャンピオンシップ王者の火野裕士が近藤修司を破壊し、２度目の防衛に成功した。怪力自慢の火野は重いチョップを中心としたパワー殺法で近藤を圧倒。近藤のケサ斬りチョップ連打にひるむ場面もあったが、最後は豪快なラリアットからのＦｕｃｋｉｎｇ　ＢＯＭＢで完全ＫＯした。

　試合後は近藤が所属するユニット・トリガーの河野真幸が現れ、「トリガーにはまだいるぞ、オレが。次の挑戦者はこのオレだ！！」と挑戦を猛アピール。これに対し、火野は「まあ、ええよ。倒す相手は誰でもええ。来いよ、やったろやないけ」と、その場で受諾した。

　インタビュールームでも、火野は所属ユニット・リアルデスペラードの面々と意気揚々。盟友のＮＯＺＡＷＡ論外が「レッスルワン、他は火野にビビって来ねえのか。トリガーはもう終わりだろ。近藤は破壊した。河野も破壊するか。じゃあ河野でもいいよ。会社が決めろ」とまくし立てると、火野も「そういうことや。誰の挑戦でも受けたるよ。次は河野？やってみたいと思ってたけどね。身長高いから。でもそれだけや。近藤と同じように沈めたるよ」と余裕たっぷりに話した。