中邑真輔、4月1日にNXTでデビュー
世界最大のプロレス団体である米国WWEは22日、都内で会見を行い、新日本プロレスを退団した中邑真輔(35)と2月上旬に契約を結んだことと、4月2日(現地時間1日)に行われるWWEの下部組織NXTの米国ダラス大会でデビューすることを正式に発表した。
会見に出席した中邑は「このたび、戦いの舞台をWWEに移すことにしました。これまで培った中邑真輔を、より世界でパフォーマンスできるものと思っております」とあいさつ。気になるリングネームについては「希望としてはシンスケ・ナカムラ、もしくはシンスケ、ナカムラってのを使いたいと伝えています」との意向を示した。
WWE挑戦へ向けての新必殺技を聞かれると、「自分は誰にもマネできないようなトリックだったり、ものを技に落とし込んで磨いてきましたから、これからもそうするであろうし、これまで培った大事な技の数々は継続して使おうと思っています」とコメント。「これまで以上に波及力は増すと思いますから、これまで通りの自分プラスWWEという環境にフィットして新たに自分を作り上げることになると思います」と今後を思い描いた。
デビュー戦の相手サミ・ゼインは米国ROH所属時に中邑と対戦し、日本のドラゴンゲート、DDTなどにも参戦経験がある。中邑は初陣へ向けて「サミ・ゼインは前の姿はよく知ってますが、すばらしい選手だと思っていますので、自分の最高のパフォーマンスをするにはいい対戦相手と思っています。そこから自分の新たな一歩が始まると思います」と意気込みを示した。
中邑は3月下旬にも米オーランドにあるWWEの育成施設「WWEパフォーマンスセンター」に合流し、デビューに備える。
