デビュー7連勝の中沢が怒りのKO予告
「ボクシング8回戦」(12月19日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)
メーンを務める日本スーパーバンタム級9位・中沢奨(22)が21日、大阪市内で5ラウンドのスパーリングを公開した。「練習している」と相手のガードの間を打ち抜く、ショートアッパーが次々とさく裂するなど絶好調。初の日本人相手となる渡部大介(ワタナベ)にKOを予告した。
渡部に対して怒り心頭だった。今月、後楽園ホールで会った際、お互い低姿勢で「よろしくお願いします」と言い握手。礼儀正しく好印象を持った。
しかし、偶然目にしたフェースブックには「倒します。判定では勝てないので倒します」と自身に向け、挑発するような言葉が書き込まれていた。
「そういう気持ちを書き込むなら、会った時に、そう言えっちゅうねん。判定になんかするか。しっかりリングの上できっちり倒します。腹を立ててます」と言い切った。
“浪速のショー”の愛称でジムのホープ。プロ入り7戦7勝(4KO)ながら、ここ2戦は苦戦の判定勝利。モヤモヤを吹き飛ばす久々のKO決着へ火は付いた。
