定年の竹原が特例求める 引退なら日本ヘビー級消滅

 ボクシングの日本ヘビー級2位で、14日にライセンスが失効する37歳の誕生日を迎える竹原虎辰(緑)が9日、東京・後楽園ホールで行われた8回戦の後に「定年だが体の不安はない。もう少しやりたい」と述べ、特例での現役続行を希望した。日本ボクシングコミッション(JBC)の規定に従い引退すれば、同級日本ランキングは消滅する。

 1958年から空位だったヘビー級ランキングは2012年に復活。現在は王者の藤本京太郎(角海老宝石)の下に2人しかおらず、1位の石田順裕(グリーンツダ)は6月に引退を表明した。竹原もいなくなれば、藤本のタイトルはJBC預かりとなる見通し。

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