天龍11・15両国で引退 格闘技生活51年

11月15日の引退試合を発表した天龍源一郎(左。右は天龍プロジェクトの島田代表)
3枚

 ミスタープロレスこと天龍源一郎(65)が26日、自身の引退最終興行を11月15日に東京・両国国技館で行うと発表した。「~天龍源一郎 引退~革命終焉Revolution FINAL」と題して、76年11月のデビューから39年間のプロレス人生、そして、64年初場所に初土俵を踏んだ大相撲時代を含めると51年になる格闘技生活の集大成とする。

 元力士の天龍にふさわしい最後の舞台が選ばれた。天龍は「両国に一番最初に福井の田舎から出てきまして、初めての土俵を踏んで、両国国技館で終われるのも運命かなと思っております」と感無量の面持ちで開催を報告。「日本相撲協会のご厚情で借りることができたことは非常に有意義なことと感謝しております」と頭を下げた。

 対戦相手は未定。対戦相手の希望についても「ありません。両国国技館(のリング)に上がって、無事に家族の元に帰れたらいいなと思っています」と多くは語らなかった。

 天龍は妻の看病などを理由に2月に引退を表明した。「(妻の病状は)小康状態ではありますけど、(私が)プロレスをやめて身近にいてくれるということについては、ずいぶん、心強く思ってくれているみたいで、そこは良かったかなと思っています」と妻を思いやる発言も。旅行に行きたいというお願いもされているようで、「すごくありがたいと思っています」と語った。

 天龍プロジェクトとしての興行は11月15日の両国国技館大会以外に、7月27日に新木場1stRINGで、9月2日には後楽園ホールで開催される。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス