武藤社長、DDTと合併視野だった
WRESTLE-1の武藤敬司社長が7日、都内で会見し、DDTとの合併を視野に入れていたことを明らかにした。
5月から同団体のCEO(最高経営責任者)にDDTの高木三四郎社長が兼任で就任。武藤社長は経緯について「WRESTLE-1の経営に携わっていた人間が3月いっぱいでやめていかざるを得なくなった。もともと目標だった“業界再編”へ向けてDDTを相手に動いていて、DDTさんに振られたけど、(高木社長に)一から団体を大きくしたノウハウを提供してくれないか?と“お見合い”したらとんとん拍子で結ばれる結果になった」と説明した。
“業界再編”について「合併も考えていた?」と聞かれると、「そうですね。(昨年7月に)TAJIRIのところ(WNC)と合体して次はDDTさんのとこでどうかなと」と認めた。「めちゃくちゃ具体的な話ではなかった」としたが、状況次第では進んでいた可能性もある。武藤社長はDDTの印象に関して「(ノウハウとして)オレのもっていないこともやってる」とコメントした。