高木三四郎W-1CEO電撃就任

WRESTLE-1のCEOに就任した高木三四郎(左)と武藤=後楽園ホール
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 「WRESTLE-1 TOUR 2015 TRIUMPH」(5日・後楽園ホール)

 WRESTLE-1(W-1)の武藤敬司社長(52)は5日、東京・後楽園ホール大会で、団体の最高経営責任者(CEO)にDDTの高木三四郎社長(45)が就任することを発表した。高木はDDT社長との兼務という形で、団体の経営面にのみ携わる方針を明かした。

 試合開始前にリングに登場した武藤は「W-1がこれから飛躍するために、新しく招き入れる人を発表します」と宣言。すると、入場テーマに乗せて“大社長”ことDDTの高木社長が登場した。どよめくファンの前で高木は「5月より兼任という形でCEOに就任します」と発表した。

 高木はDDT社長との“二刀流”になるものの、自身が選手としてW-1のリングに上がる考えはなく、またDDTの所属選手を上げるつもりもないという。

 「日産とルノーのカルロス・ゴーンさんのように、ミラクルな経営者として盛り上げていきます」と誓った高木。CEOとして、地方も含めた興行数を増やしていく方針を明かし、ビッグマッチの開催も目標に掲げた。「DDTのノウハウも生かして盛り上げたい」とも話しており、DDTを人気団体に押し上げた手腕に期待がかかる。

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