1日付で移籍・荒川が内山のパートナー

 1日付で八王子中屋ジムからワタナベジムに移籍した元東洋太平洋、日本ライト級王者の荒川仁人=にひと(33)が26日、東京・五反田のジムでWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(35)のスパーリングパートナーを務めた。

 激しい内容の2ラウンドは、内山の猛攻にさらされる場面もあったが、フィジカルの強さを見せつけた。「内山さんは間合いのつかみ方が上手ですね。速い動きの中で状況判断し、動くのは至難の業。右もちゅうちょなく打ち込んできた」とたたえた。

 サウスポーのジョムトーン・チューワッタナ(タイ)を迎えて10度目の防衛戦を行う内山は「サウスポーでうまい選手はそうはいないのでありがたい」と話した。

 荒川は八王子中屋の看板選手として、13年にはオマール・フィゲロア(米国)とWBC世界ライト級暫定王座決定戦を行い、壮絶なファイトは全米でも絶賛された。ジム側との方向性の違いから、移籍となった。

 自身の移籍初試合は6月8日、日本スーパーフェザー級王者内藤律樹(E&Jカシアス)とのライト級ノンタイトル10回戦という好カードになった。「いいマッチメークをしてもらって感謝しています。内山さんとのスパーは僕にとってもいい練習になりました」と笑顔を見せていた。

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