大仁田、土下座で挑戦権ゲット

初代爆破王・高山善廣(左)に土下座し、挑戦を申し出る大仁田厚
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 大仁田厚が土下座で初代爆破王・高山善廣への挑戦権を奪い取った。17日、都内で3月21日に福岡・博多スターレーンで行われる「とんこつ超花火」の会見が行われ、高山の初防衛戦の相手が大仁田に決定した。1度はTARUの挑戦が発表されたが、1・23大阪での初代王者決定戦で敗れた大仁田が登場。高山に対し「もし良かったら、TARU選手をおしのけて、もう1回僕にチャンスをくれませんか?」と直訴した。

 戸惑う王者に、大仁田は「TARUで決まったことはよく分かるけど、このベルトができるまで24年間、オレが電流爆破を引っ張ってきた自負はあります。あなたが初代爆破王ということも認めます。だけど、オレには残された時間があまりありません。チャンスをいただけませんか」と再度懇願すると、ひざの痛みをこらえて土下座した。

 胸を打たれた高山は「こういうことで(発表を)覆したら、タイトル戦の権威がなくなるかもしれないけど、電流爆破を作って、引っ張ったのは大仁田厚だ。1回、オレが勝ったからって爆破王とは言い切れない。2度、大仁田厚を倒せば、まぎれもなく爆破王」と受諾の意思を示した。同席した工藤めぐみエクスプロージョン・プリンセスも王者の意向を優先するとし、“大逆転”で高山-大仁田戦を発表した。

 大仁田が引き揚げた後、あらためて取材に応じた高山は「あの人、ひざが悪いじゃん。でも、土下座したからね。あの人が初めてベルトを取ったとき、オレは小学生だぜ。そんなヤツに土下座したんだから、気持ちをくみ取った」と明かした。

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