天龍引退 現役最年長G小鹿も衝撃
現在も試合に出場する現役最年長の大日本・グレート小鹿(72)が、引退を発表した天龍源一郎に対する思いを自身のブログで明かした。
「ショックだったなぁ~天龍選手の廃業ニュース!!」というタイトル、「最初にfacebookで引退ニュースを見た時には自分の目を疑ったくらいビックリ画面だった」という冒頭からも、後輩の引退には衝撃を受けたようだ。夕刊紙であらためてニュースをチェックした際、「初めて本当なんだぁ~と自分のことのように身体から力が抜けて行った」という。
小鹿も相撲界を経てプロレスラーに転身しており、天龍のことは最初から気になっていたようだ。「天龍選手が全日本プロレスに入る前に馬場さんから聞いていたし、確か髷(まげ)を付けて居た時に名古屋?だったと思うが、二階席で試合を見ていた。桜田選手(ケンドー・ナガサキ)と渡米してプロレス界のいろはを学び、彼の第二の人生が始まったのだと思う。人には負けたくないと思う負けん気と努力が、天龍源一郎の名をリングの上からファンに届けたと思う」と振り返った。
小鹿にとって大きな存在だった。「自分が大日本プロレスを旗揚げすることになったのも、彼が設立したWRAの営業を手伝ったことからで有った。良い時も悪い時もべったりでは無いが、良い付き合いをさせてもらって来た」。
自身より7歳年下の決断。「まだまだ選手としてリングで活躍してもらいたいと思うのがオレだけだろうか?」としながらも、「新聞を見て、たくさんの知り合いと話してオレなりに理解をしました」と重い決断を尊重するとした。14年8月5日、32年ぶりの対戦ではグーパンチを浴びるなど、激しくやり合って観客を沸かせた。小鹿は「(引退)記念試合が11月とのこと。またリングで会える時が有るかも知れませんが、その時には最高のパフォーマンスをお見せしたいと思います!!!」と天龍との“最終対決”を望んだ。
