ボクシング、八重樫動き軽快

 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級チャンピオンの八重樫東(大橋)が28日、横浜市内の所属ジムで4度目の防衛戦(9月5日・代々木第二体育館)に向けた練習を公開し、2ラウンドのスパーリングで軽快に動いた。3階級制覇を狙う39戦全勝(33KO)のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との闘いを前に「自分にとって、ビッグチャレンジ」と闘争心を奮い立たせた。

 横への動きに定評がある31歳の王者は、前後の出入りの速さを求めて、ふくらはぎなどの下半身を強化してきた。この日も踏み込んで相手との距離を詰めるスピードに成長の跡をのぞかせた。

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