猪木議員、選手ら北朝鮮へ出発

北朝鮮でのイベントへ向けて出発した(左から)奥田啓介、クラッシャー川口、鈴川真一、澤田敦士
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 北朝鮮・平壌で30、31日に行われるイベント「インターナショナル・プロレスリング・フェスティバルin平壌」へ向け、アントニオ猪木参院議員と、試合に出場する藤田和之、ボブ・サップ、ジェロム・レ・バンナ、澤田敦士、里村明衣子らが28日午前、羽田空港から出発した。北京を経由して夕方に現地入りし、記者会見で対戦カードなどの概要を発表する予定。

 日本選手のエース格となる藤田は「微力ながら世界平和のお手伝いができることを光栄に思う。精いっぱい頑張りたい」と意気込むと同時に、「小川(直也)は何でいないんだ?」と不参加のライバルに首をかしげながら機上の人となった。

 19年前の95年4月に平壌で行われた平和の祭典に、父の故橋本真也さんが参加した橋本大地は、寝坊で集合時間の7時に約1時間遅刻。最年少の22歳ながら“大物ぶり”を発揮した大地は「(北朝鮮は)初めてなんで行ってみないと分からない。(父親の試合を観戦した人から)声援があればぜひ応えたい」とコメントした。

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