“新生”全日本プロレス、設立会見

会見をする左から秋山、曙、渕=後楽園ホール
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 1日に発足した新全日本プロレスの新たな運営会社「オールジャパン・プロレスリング株式会社」の設立会見が4日、都内のザ・キャピトルホテル東急で行われた。秋山準社長以下、諏訪魔、曙、大森隆男ら旧体制の所属選手13人がそのまま在籍し、団体名もそのまま『全日本』を名乗る。

 役員は諏訪魔が取締役専務を務め、出資する岩手ケーブルテレビジョンの笹原美喜夫社長が副社長、ケーブルテレビ山形の吉村和文社長が取締役会長に就任。全日本設立者の故ジャイアント馬場さんの夫人、馬場元子さんが取締役相談役を務める。なお、選手会長は潮崎豪に決まった。

 秋山社長は「ここキャピトルホテルは22年前、初めて馬場さんとお会いした場所。社長として設立会見をさせてもらうのは運命的なものを感じる。22年前には2大メジャー団体と呼ばれた。いまはそう呼ばれることは少なくなった。必ず同じ位置に立てるよう、しっかり頑張っていきたい」と決意表明した。

 また、前オーナーのレッドウォールジャパン・白石伸生社長との間で話し合いを続けてきた、団体名については「使えると決まったのは昨日(3日)くらい。OKをいただいた。細かいことは差し控えたい」とギリギリで落ち着いたことを明らかにした。

 会見には公の場は12年ぶりという元子さんも姿を見せ、「(周囲の)選手たちが新社長に協力してくれれば、とってもいい会社になると思うし、期待している」と言葉を送った。

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