イチ、今季350打席到達で1億円ゲット

 ナショナルズ戦の4回、右前打を放つマーリンズのイチロー=ワシントン(共同)
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 「ナショナルズ5-1マーリンズ」(29日、ワシントン)

 マーリンズのイチロー外野手(41)は「2番・右翼」で出場し、4打数1安打。四回の打席で21日のフィリーズ戦以来、23打席ぶり(3四球と1犠飛含む)となる安打を記録した。打率は・251。

 初回無死一塁の打席は、過去の対戦成績7打数3安打の右腕・ジマーマンに対し、1ボールからの2球目に一塁走者のゴードンが二盗に失敗。1死走者なしとなった後、1ボール2ストライクからの4球目、153キロの内角高めの直球を一、二塁間へ打ち返したが、二ゴロだった。

 1点を追う三回2死二、三塁の好機は、カウント1-1からの暴投で三塁走者のコーラーが本塁を狙うも憤死。バックネット付近まで転がったボールが捕手からベースカバーに入った相手投手に転送され、タッチアウトとなった。

 四回先頭の打席は右前打。初球、153キロの内角直球をライナーでライト前へ弾き返した。23打席ぶりにヒットを記録した打席で今季350打席に到達。年俸200万ドル(約2億4千万円)とは別に300打席以降、50打席ごとに設定されている出来高をクリアし、40万ドル(約4800万円)をゲット。計80万ドル(約9600万円)のボーナスを手にした。

 六回は先頭で三飛。2ボール1ストライクからの4球目、150キロの高め直球を捉え切れず、打球は高々と上がった。

 4点ビハインドの八回2死走者なしの場面は一ゴロ(記録は一失)。2番手左腕・ソーントンに対し、カウント2-2から5球目、137キロの外角低めスライダーをゴロで打ち返したところ、相手一塁手が後逸し、失策がついた。

 守備で魅せたのは二回だ。2死走者なしの場面で右打者のラモスが放った右中間へのライナー性の打球に快足を飛ばしてジャンピングキャッチ。打球が抜けると信じた敵地ファンにため息をつかせた。

 試合は、マーリンズが完敗し、借金は今季最多タイの26となった。

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