イチロー、最年長右腕に「興味ある」

 メッツ戦の7回、コローン(右)から左前打を放ったマーリンズのイチロー=ニューヨーク(共同)
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 「メッツ4-1マーリンズ」(17日、ニューヨーク)

 マーリンズのイチロー外野手(41)は「6番・中堅」で出場し、4打数1安打だった。チームは2連敗となった。

 イチローが快音を響かせたのは2点を追う七回1死一塁の場面だ。メジャー先発最年長のコローンが投じた外角高めのツーシームを流し打ち。三遊間を真っ二つに割る左前打で好機を拡大したが、後続が倒れて反撃はならなかった。

 同じ1973年生まれのコローンとはメジャー1年目の01年8月3日に初めて顔を合わせた。以来、昨季までの対戦成績(プレーオフ含む)は95打数31安打、打率・326。一時は100マイル(161キロ)の剛腕を誇ったが、今では90マイル(145キロ)前後のツーシームが主体のピッチングに変化している。

 イチローは過去の対戦を思い出しながら「あのタイプは変わってきますからね。しょうがないですよ」。自身とはポジションも体型も異なるが、今なお主力としてメジャーでプレーしていることに「理由がありますからね。そこに興味はある」と話した。

 この日は2試合ぶり、今季4度目のスタメン出場。試合前の会見でレドモンド監督は、ここまで打率・194と苦しんでいる24歳の正中堅手、オズナに休養を与えることを理由に挙げながら「彼ら(外野陣)はまだ若い。自信、ポジティブな気持ちを失わせないようにしなくてはいけない。イチローがいるのだから彼らが全162試合に出る必要はない。リラックスする日をつくることも大切だ」と説明した。

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