ヤンキース現役選手に打撃コーチ打診か
ニューヨーク・ポスト紙(電子版)は31日(日本時間11月1日)、ヤンキースがイチローの元同僚でロイヤルズのラウル・イバネス外野手兼指名打者(42)に打撃コーチを打診したと伝えた。
ヤンキースは今季終了後に打撃コーチだったケビン・ロング(現メッツ打撃コーチ)の解任を発表。同紙によると、これまでデーブ・マガダン(レンジャーズ打撃コーチ)やチリ・デービス(レッドソックス打撃コーチ)、エリック・ヒンスキらを面接する一方で、ロイヤルズが29年ぶりに進出したワールドシリーズの期間中に同選手に意思確認をしたという。
左のパワーヒッターのイバネスは今季途中にエンゼルスからロイヤルズへ移籍。プレーオフでは登録メンバーから外れたが、温厚で真面目な性格から人望も厚く、“精神的支柱”としてベンチ入りし、味方を鼓舞してきた。
マリナーズやヤンキースではイチローとともにプレーし、親交もある。メジャー19年の通算成績は2161試合に出場し、打率・272、305本塁打、1207打点。