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【マー君の一問一答】歓声をイメージ

2014年2月12日

背番号「19」のピンストライプで地元テレビ局のインタビューを受ける田中=ヤンキースタジアム

背番号「19」のピンストライプで地元テレビ局のインタビューを受ける田中=ヤンキースタジアム

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入団会見に臨んだ田中将大(中央)。左はジラルディ監督

 「対戦したことない方がほとんどなので、だれと対戦するのも楽しみです」

 ‐(米)一番の目標は?

 「ワールドシリーズで勝つことです」

 ‐(米)日本でも対戦していると思うが、本場の南米の選手と対戦する準備はできていますか?

 「できてます」

 ‐(日)ピンストライプを着て、実際にヤンキースの一員になった気持ちは?

 「気持ちはやはり引き締まりますし、本当にヤンキースの一員になれたんだなあというふうに感じています」

 ‐(日)ニューヨークの印象と、初めに食べた食事を教えてください。

 「ニューヨークの印象は、初めて来たときは高校生のときで、天気が悪くて、晴れたニューヨークの街を見ていなかったので、今回はすごく天気もいいですし、印象はすごく良い街だと感じました。(最初の食事は)近くのスーパーのお寿司を食べました」

 ‐(米)ヤンキースには過去に所属した日本人選手がいる。すばらしい経験をした松井秀喜氏とあまりいい経験ができなかった井川慶選手がいる。2人と話をしましたか?

 「松井さんとは少しお電話で話をする機会がありました」

 ‐(米)ヤンキースは常に注目されているチームですが、ファンにどう対応しますか?またライバルのレッドソックスついては?

 「日本でレッドソックスとヤンキースの試合を見て、盛り上がりはテレビを通じても伝わってきますし、それを実際に自分がグラウンドに立って、どういう感じなのかっていうのはすごく楽しみです」

 ‐(米)先ほど松井と電話で話したと言っていましたが、どんな話をしたのか?

 「すごくいいところだよ、と。そんな長い時間は話していないので、そういう感じの話をしました」

 ‐(米)なぜヤンキースを選んだのか?他のチームでより契約が大きいところはなかったのか?

 「そこらへんはコメントしづらいですが。やはりニューヨークという街はすごく厳しいところだと聞いているので、そこで自分の力を出し切れるようにやりたいなと思っています」

 日本メディアによる囲み取材

 ‐自身のユニホーム姿をどう思いますか。

 「逆にどうですか?」

 ‐似合ってると思います。

 「じゃあ、よかったです」

 ‐ユニホームはかっこいいと言われているが。

 「そうですね。かっこいいと思います」

 ‐初めて見た新しいヤンキースタジアムの印象は?

 「外観がすごくきれいで大きいなと思いました。今は球場の中は雪が積もっていて、ホッケーの試合もやったみたいなんでよくわからないです、まだ。でも、このマウンドに立つんだなと思って見ました」

 ‐ロッカーやトレーニングルームは?

 「まだ見てないです。どうなんでしょう、ちょっとわからないです」

 ‐明日、タンパで体を動かすということですが、どんなことを考えていますか?

 「ここ何日か動けてないので、慣らしながらしっかりとキャンプに臨めればいいなと思います」

 ‐球場は狭いと思いましたか?

 「そこまではよくわからなかったです」

 ‐大きな契約に対するプレッシャーは?

 「金額とかもよく言われますけども、ヤンキース側に評価していただいた数字なので僕はプレッシャーを感じることはないですし、感じようが感じまいがやることは一緒だと思うので、マウンド上でチームの勝利のために投げるのは変わらないと思う。僕はそのためにしっかり準備をしてマウンドに上がることが大事だと思います」

 ‐ファンの目は厳しいが。

 「よくそういうのも聞きますけど、失敗することばかりにとらわれずに、成功していいピッチングをして歓声を送られることを僕はイメージしています」

 ‐アメリカで成功するカギは?

 「フレッシュな状態でマウンドに上がって投げれればいいと思いますけど、それが難しいことだというのはわかってます。あとは、もちろんバッターとの兼ね合いもあると思うので、そういったものも投げながら感じていければと思います」

 ‐英語でのあいさつはいつ考えた?

 「さっきです」

 ‐英語がダメだと言っていたが?

 「でも、この地で野球をするからには少しは話した方がいいかなと思って。日本に来た外国人の選手も日本語で話したりしていたのでそれはやはり自分でもできることはやった方がいいかな、と」

 ‐わくわくしてますか?

 「わくわくしてますよ」

 ‐球場入りするときにファンがいたのは気付きましたか?

 「はい。声援っていうほどではないですけど、熱狂的だなと思います」

 ‐スプリットフィンガーが高く評価されているが、それで勝負する考えは?

 「もちろん、自分の勝負する球ですけど、それはこちらで投げてみないと分からないですね」

 ‐イチロー、黒田両選手と話は?

 「お電話でごあいさつはさせていただきました」

 ‐イチロー選手のファンだった?

 「うーん、僕は伊丹だったので、神戸のオリックスは身近に感じていました。みんな振り子打法を真似していたので、だから、すごく、ここでファンじゃないって言ったらヘンですけど、ファンというわけじゃないですけど、すごい野球選手だなというふうには思って見てました」

 ‐黒田投手に聞きたいことは?

 「やりながらですね。いろいろと疑問に思ったこと、これってどうなんだろうと思ったことを聞ければいいなと思います」

 ‐日本で過ごした7年。これからメジャーで過ごす7年。想像は難しいかもしれないが、7年後はどんな自分でありたいか?

 「わからないですね。(プロ入りから)7年後にまさか自分がここに立っているとも思ってなかったし、ぜんぜん想像つかないですね」

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