97年宝塚記念などを制したマーベラスサンデーが30日、老衰のため亡くなった。24歳だった。同馬は95年にデビュー。骨折によりクラシック参戦こそかなわなかったが、96年エプソムCを皮切りに重賞4連勝をマーク。翌年の宝塚記念ではG1初タイトルを奪取し、JRA最優秀5歳以上牡馬に輝いた。通算15戦10勝(うちG1・1勝を含む重賞6勝)。全て武豊騎手が手綱をとった。
種牡馬としては中山大障害V2のキングジョイ、G2・3勝馬シルクフェイマスなどを輩出。引退後は北海道新ひだか町・織田米晴氏のもとでけい養され、余生を送っていた。