藤田菜七子、初勝利ならず唇をかむ

中山2Rで6着に終わり、悔しそうな表情を見せる藤田菜七子=撮影・三好信也
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 記録更新は日曜以降に持ち越された。12日は中山1~3Rの3鞍に騎乗した藤田菜七子騎手(18)=美浦・根本康広厩舎=は13、6、12着。初勝利はお預けとなり、増沢由貴子が持つ女性騎手のデビュー最速V(16日目)を上回ることはできなかった。

 いずれも実績的に劣る馬ながら、単勝は順に4、4、5番人気と“菜七子人気”は相変わらず。2Rハシカミはメンバー最速の上がり3F37秒3を繰り出したが、前が止まらない馬場も影響して6着が精いっぱい。「外を回し過ぎました。もう少し自分がうまく乗っていれば…」と唇をかんだ。

 日曜も引き続き中山で4鞍に騎乗。5Rパワポケゴールドは調教で好感触を得ており、待望のVへ大きな期待がかかる。

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